| 照れまん 的个人资料寝だめカンタービレ日志列表网络 | 帮助 |
|
|
照れまん君の俳句歳時記 「水洟」 みずっぱな昔の自分ここにをり 照れまん
戦後の子供って、みんな洟を垂らしていました。
水洟や青洟。それを、袖口で拭くので、袖はガビガビ。
青洟は洟をすすると、するっとまた鼻の中に入っていき、二本が上下
するので、特急電車などと呼んで、面白がっていました。
私などは、いまだに 洟垂れ小僧で 一年中水洟が出ています。
アレルギー性鼻炎なのか、風邪なのか??
おかげで、しっかり 鼻紙王子 しています。
2009 11 12
さてさて、俳句ですが、俳句に 「水洟」 の季語があるのをご存知でしょうか。
「水洟」(みずばな) は 冬の季語。
傍題には 「みづばな」・「洟水」(はなみず)・「みずっぱな」 などがあります。
「ハナミズ」を辞書で引きますと、「鼻水」の漢字しか出てこないものもあります。
俳句では、殆どの場合、三水の「洟水」を使っています。
水洟はものすごく俗な季題ですが、それを逆手にとって、素晴しい俳句が
幾つかあります。
それらを、少しだけ載せてみます。
水洟や鼻の先だけ暮残る 芥川龍之介
芥川龍之介氏の有名な俳句。水洟を代表する句。
鼻の先に、夕日が当たっているのでしょうか。
それとも、洟をかんでいると、だんだん鼻の先が赤くなってくるので、それを、
夕日に見立てているのでしょうか。面白い句です。
この句は、芥川龍之介自身が自死する前に、主治医に「自嘲」と書いたもの
を渡したそうです。その中に書かれていた俳句。
作られたのは、それより少し前のようですが、本人にとっては、辞世の句の
ような気持ちがあったのでしょうか?
世の中、万物様々なことがありますが、自分の書き残した物など、ほんの
ちょっと、鼻の先ほどのことしか書いていない、ということでしょうか?
何も知らずに鑑賞していたのと、こういうことを知って鑑賞したのでは、随分
イメージが違ってきます。とても深いものを感じてしまいます。
水洟や仏具をみがくたなごころ 室生犀星
室生犀星氏の句も面白い。
仏具を磨いているので、手が汚れている。しかし、鼻が出そうになっているのだ
けれども、鼻をかめば手が汚れて不浄になるので、我慢しているのでしょか。
同じ手でも、仏具を磨く汚れと、洟の汚れでは違うのでしょうね。
面白い俳句です。
幇間の道化窶れやみづっぱな 太宰治
この句は難しいですね。字が読めません。
幇間(ほうかん)とは たいこもち。もう一つは、窶(やつ)れ と読みます。
男芸者といえばいいのか、たいこもちが水洟を出し、やつれながらも道化て
いるのが、何とも哀れだなあという句のようです。
偶然にも小説家三人が詠んだ「水洟」の句。小説家の俳句は決して多く
はないのに、奇しくも三人が水洟の句を詠んでいるのが面白いですね。
不思議です。
その他の俳人の句も載せてみます。
水洟や一念うつす古俳諧 鈴鹿野風呂
鈴鹿野風呂(すずか のぶろ)氏。1887年(明治20)~1971年(昭和46)。
「京鹿子」主宰。
古い俳句の中に、その人の全身全霊の込められた、一念が滲み出ている句
があり、それを鑑賞しているのでしょうか。
そうすると、自分はだらしなく水洟が出てきてしまったのでしょう。
これはいかんぞ、一念発起しなくてはと・・・・、思っているのでしょうか。
しびれるような、いい俳句です。
念力もぬけて水洟たらしけり 阿波野青畝
阿波野青畝(あわの せいほ)氏。1899年(明治32年)~1992年(平成4)。
年を取ってしまうと気力も念力も萎えてしまって、水洟が出てきてしまいます。
いつの間にか、好々爺になってしまっているというのでしょうか?
それとも、何かとても気を張った仕事をしていて、それが終ってほっとしたら、
水洟が出てきてしまったというのでしょうか。
どちらにしても、俳諧味のある素晴らしい俳句です。
水洟や我孫子の駅のたそがれて 石田波郷
水洟も郷里艶めく橋の上 飯田龍太
どの句も、みんな素晴しい句です。俳句界大御所の競演。
あと二句ほど、とても面白い句を・・・。
水洟を貧乏神に見られけり 松本たかし
水洟や仏観るたび銭奪られ 草間時彦
草間氏の句は、奈良での吟だそうです。
水洟を詩の中心に詠み込むなどというのは、世界の詩の中でも珍しいのでは
ないかと思います。ちょっと嬉しくなります。
さてさて、上の写真。
私の部屋のすぐ裏にある保育園の菜園で、朝から賑やかに芋掘りをしていま
した。そこで、私も起きて行き、パチリと撮らせて貰ったスナップ写真。
午後3時過ぎ、お八つ時に保育園にカメラを持って行き、芋掘り風景の
スライドショウーをさせてもらいました。
馬鹿受けでした。一廻り終わると、もう一度見せてというので2回目。
それが終っても、「もう一度〇〇君の鼻水の写真が見たい!」というので、
手動で早送りしながらもう一度見せました。みんな立ち上がってテレビの前に
来て大笑い。保母さんにも馬鹿受けでした。
〇〇君の名誉の為に、顔の全体は出せませんけど・・・。
次に撮る時は、2枚目に可愛くとりますからね~!
〇〇君
私は保育園のお八つの蒸かし芋を一個貰って帰りました。 ありがとう
今回は、久しぶりに 照れまん君の俳句歳時記。
冬の季語 「水洟」 を書いてみました。
ややこしや泣いているのか水洟か 照れまん
评论 (11)
引用通告此日志的引用通告 URL 是: http://nedame.spaces.live.com/blog/cns!544F854235E7FA64!4834.trak 引用此项的网络日志
|
|
|