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照れまん君の俳句歳時記 「椿」 パートⅠ 引退の苦渋と安堵八重椿 照れまん
(1)
乙女椿 08 04 08
ワイドショーで清原選手の引退を報じていた。
その中で、清原選手の言葉を紹介していた。
「長嶋さんが向日葵、野村さんは月見草。ほんなら自分は椿や!
椿はぱっと散るからなあ。椿がいいなあ!」 と、言うのを放送していた。
ぱっと散ると言うことは、ポトリと落ちると言うことと同じでしょうね。
怪我をして怪我をして、それでも一生懸命41歳になるまで続けてきた。
ここまできたからには潔く引退しようというのでしょう。
自分を椿に例えるのがいいですよね。なかなか椿には例えられません。
昔 武士が、椿は首からポトリと花が落ちるので嫌ったと、いう話が
ありますが、又その反対に、自分は椿のように潔くありたいとも願って
いたということも言われています。
スポーツ選手で、自分を花に例える風情のある人は、殆どいませんよね。
清原選手のファンではありませんが、ちょっと気に入りました。
そこで、清原選手にふさわしい椿を載せてみます。
(2)
大輪の椿です。荒獅子?という品種かも知れません。
だんじりファイターとか、番長の異名を取る清原選手にピッタリの品種名です。
花の大きさが15~16cmくらいはあります。
私が片手を広げた親指から小指の端まであります。
隣の畑に咲いています。
同級生のおうちなので、お母さんに品種名を聞いたのですが、知りません
でした。お母さんは「この椿は、なんぼう伐ってもいいけえねえ」と言って
くれました。
そんな時、丁度、保育園の園児が二人、我が家の庭に遊びに来ました。
そこで、庭の乙女椿を伐ってあげ、ついでに、裏の畑の椿の花も取りに行き
ました。三人で沢山椿の花を抱えて、ニコニコしながら帰って来たところ、
保母さんにものすごい叱られました。
園児が二人居なくなったので、探していたのですね。
子供は叱られて泣き出すし、私は平謝り。
ひたすら謝りました。
お陰で、私は保育園のお八つのふかし芋を貰って帰ってきました。
おいしかった。 コラーッ! どういうことよ?
ごめんなさい。 ペコり (^!х)
叱られて泣き出し、固まった女の子。下がその写真。
その後、機嫌を直してくれました。
叱られて泣き出す乙女椿かな 照れまん
大粒のなみだ椿に落ちにけり 〃
(3)
「 椿 」 という漢字を調べていると、国字と書かれたものがあります。
日本人が作り出した漢字。日本人らしい季節感や細やかさにあふれた漢字、
と書かれています。
ところが、最近になり、これは中国にあった漢字を、拝借したものだと
考えられるようになりました。
中国の古い書物に 「中国に大椿なるものあり。八千歳を以て春と為し、
八千歳を秋と為す」 とあるそうです。架空の植物で迎春の花。長寿の花。
伝説の植物のようですが、これが現在はこの植物だろうとされているのが、
樗(ちよ) センダン科・チャンチン だそうです。。
植物学的には椿とはまったく関係ないようです。
椿 という漢字は、音読みで チン と読みますよね。
東京の人なら、誰もが知っている、椿山荘。
椿の沢山咲く山に、山口県出身の明治の元勲 山県有朋が邸宅を建てた
のが最初です。
(4)
サッカーをする子供達 2008 03 25
ツバキ という音ですが、この語源にはいくつかの説があります。
① 厚葉木(アツバキ) 又は、艶葉木(ツヤバキ)が訛って、ツバキに
なった。
江戸時代 学者の貝原益軒がとなえたのが 厚葉木。
新井白石は 艶葉木 の説をとなえました。
今でも多くの書物や図鑑には、これらの説が掲載されています。
② 古い時代、朝鮮の椿にあたる植物の「冬柏 ton baik 」(トンバイ)」が
よく聞くと、「ツンバック」 と聞こえ、これが ツバキ になったとする説。
これはかなり有力な説だとする学者さんが居るそうです。
③ 古くから冬にも枯れない、葉を落とさないツバキは神木とされ、神社によく
植えられていた。ツニハキが ツ(所)・ニハ(庭)・キ(木)がツバキに
なった。もしくは、津庭杵(棒)とも・・・。
④ ③に関連して、ツバキの枝が神事に使われる時、唾をかけて占いが
行なわれていた。唾がそのまま ツバキ になったとする説。
(5)
「椿」 は、すでに万葉集に載っています。
なぜだか、4種類の書き方があるようです。
1、椿 2、都婆伎 3、都婆吉 4、海石榴
どれも、ツバキ と読むそうです。
これらから、日本に漢字が伝わる以前に、ツバキ とすでに呼ばれていたと
考える事も出来るようです。
この考え方からいくと、① ② ③ ④ のどの説も、少し無理があるようです。
厚葉木や艶葉木はあきらかに江戸時代の人が漢字で物事を考えています。
所庭木 だとしたら、何故こう書かなかったのか。やや、釈然としないものが
あるようです。
結局、ツバキ と呼ぶ語源は、今のところはっきりとは解らないというのが
正直な所のようです。
(6)
我が家の藪椿 2008 03 28
海石榴 と書いて、ツバキ と読むのは、以前 石榴を書いたとき 「安石榴」
と書いて ザクロ と読むと書きました。 (ザクロはこちらを御覧下さい ↑ )
遣隋使によって日本からもたらされた 瘤のような実のなる木。
海から来たので、海石榴 と中国で書かれた。その漢字が逆輸入されて
日本に入って来た。
後に、唐の時代には 山茶 と書かれるようになったようです。
中国では、椿は 「山茶」 。 サザンカは 「茶梅」。 そして、茶は 「茶」。
日本に漢字が入って来たのが、西暦405年頃。
その後、しばらくして、椿 という漢字を見つけた人が、これはツバキに
違いないと勘違いしたか、これは日本の ツバキ にピッタリだとして
椿 を ツバキ と読むようになったのではないかと、考えられるようです。
紆余曲折を経て、結局「椿」の漢字と読み方が一番しっくりしたのでしょうね。
これも、あくまで一つの仮説ですので、真実とは限りません。
中国から椿という漢字が、いつ日本に伝えられたかと言うような記録はありません。
昔の日本人の誰かが工夫して、椿 という漢字を考え出したというのも、ロマンが
あって、面白いですよね。
(7)
藪椿の実 2008 08 01
ヒワモドキ亜綱・ツバキ目・ツバキ科・ツバキ属 ツバキ 椿
学名 : Camellia japonica Linne (e の上に点 ´ が打ってあります)
カメリアとはボヘミア人宣教師カメルさんが、フィリピンより最初に
椿をヨーロッパに紹介したので、それを記念して、スウェーデン人
植物学者のリンネさんが、名付けた。
和名 : ヤブツバキ 藪椿
英名 : Camellia
原産 : 日本国
最後にもう一枚、大輪の椿を・・・・。
(8)
2008 03 20
次の世は葉にぞ生まれむ落椿 照れまん
椿は古くから日本にある為、書くことが多く、一度では書ききれません。
まだ、俳句の季語については、何も書いていません。
それで、次回 「椿 パートⅡ」 として、続きを書きたいと思います。
ヨロシク
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